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コラム

ホームページ制作の外注か自作か?メリット・デメリットを比較

投稿日:

 

「ホームページは必要だと分かっているけど、どうやって作ればいいんだろう...」

 

最近こんな悩みを抱えている経営者の方から相談を受けることが増えています。確かにホームページ制作には、外注するか自分で作るかという大きな選択肢がありますよね。

 

両者のメリット・デメリットを具体的に解説していきます。

 

外注と自作、まずは考え方の違いを理解しよう

 

結論からお伝えすると、外注と自作はどちらが「正解」というわけではありません。それぞれに良さがあり、自社の状況や目的によって最適な選択が変わってきます。

ただし、判断を誤ると後々大変なことになりかねません。実際、こんな声をよく耳にします。

「自分で作ったけど、思ったような成果が出ない...」

「制作会社に依頼したものの、予算が大幅にオーバーしてしまった」

「作った後の更新が全然できていない」

こういった失敗を避けるため、まずは両者の特徴をしっかり理解しましょう。

 

外注のメリット・デメリット

 

メリット

プロのノウハウを活用できる

・デザインのトレンドを押さえた見栄えの良いサイトが作れる
・集客を意識したサイト設計が期待できる
・スマートフォン対応などの技術的な対応も安心

時間を他の業務に使える

・本業に集中できる
・制作期間の見通しが立てやすい
・急ぎの案件にも対応可能

継続的なサポートが受けられる

・不具合への対応
・セキュリティ対策
・アクセス解析のアドバイス

デメリット

コストがかかる

・制作費用
・月々の保守費用
・追加・修正の費用

要望が正確に伝わらないことも

・専門用語による意思疎通の難しさ
・イメージの食い違い
・細かな修正の手間

業者選びが難しい

・適正価格の判断が困難
・技術力の見極めが難しい
・相性の良し悪し
 

自作のメリット・デメリット

 

メリット

 

コストを抑えられる

・制作費用は数万円から可能
・更新費用がかからない
・予算の融通が利く

細かな更新が自由自在

・思い立ったらすぐに修正できる
・商品情報の更新がスムーズ
・A/Bテストなども気軽に実施可能

サイトへの理解が深まる

・自社の強みを見つめ直すきっかけに
・Web集客の仕組みを学べる
・お客様の反応を直に感じられる

デメリット

時間がかかる

・学習時間の確保が必要
・試行錯誤の繰り返し
・本業への影響も

デザイン面での限界

・素人っぽさが出やすい
・トレンドへの対応が遅れがち
・ブランドイメージの低下も
・理想のデザインと現実のギャップ
・細かいレイアウト調整が困難

実は私の経験上、自作でスタートした方の約7割が、後からデザインの改善のために専門家に相談されています。

「思い描いていたデザインにできない」

「スマートフォンで見たときに崩れてしまう」

「ボタンの配置を変えたいのに方法が分からない」

特に多いのが、「イメージは明確にあるのに、技術的な制約で実現できない」というケース。

テンプレートでは細かいカスタマイズに限界があり、結果として「まぁ、これでいいか」と妥協せざるを得ないことも少なくありません。

技術的な課題への対応

・セキュリティ対策
・表示速度の改善
・様々な環境での動作確認
・アクセス解析の活用

どちらを選ぶべき?判断のポイント

ここからが本題です(笑)

以下の3つの観点から、自社に合った選択肢を見つけていきましょう。

予算と時間の天秤

面白いもので、予算と時間はだいたいトレードオフの関係にあります。

「予算は潤沢にあるけど、時間的余裕がない」 → 外注がおすすめ

「資金は限られているが、時間はある程度確保できる」 → 自作を検討

ただし、自作の場合も「学習時間 × 時給」を考えると、意外とコストがかかることもあります。逆に外注でも、テンプレートを活用すれば予算を抑えることも可能です。
 

目的とゴールの明確さ

 
「とりあえずホームページを作る」では、どちらを選んでも後悔する可能性が高いです。

具体的な数値目標がある(月間〇〇件の問い合わせ、等) → 外注して確実に達成を

漠然とした目標(まずは情報発信から始めたい、等) → 自作から始めて徐々にステップアップ

社内のリソース状況

これは意外と見落としがちなポイント。

Web担当者が確保できる → 自作の選択肢が広がる

担当者の確保が難しい → 外注して任せられる体制づくりを
 

まとめ:理想的なアプローチとは

 
ここまでの内容を踏まえて、まとめてみましょう。

まずは自作で全体像を把握

・基本的な仕組みを理解
・自社に必要な機能の洗い出し
・運用面での課題発見

専門家の力を借りるタイミング

・デザインの本格的な改善が必要になったとき
・集客効果を高めたいとき
・技術的な壁にぶつかったとき

理想的な進め方

・デザインは専門家に依頼
・更新作業は自社で対応
・技術的サポートは必要に応じて外部活用

実際、多くの成功事例では、完全な自作でも丸投げの外注でもなく、うまく使い分けている傾向があります。特にデザイン面については、プロの技術とセンスを活用する方が、長期的に見てコストパフォーマンスが高いケースが多いです。

最近では、「まずは自作で始めて、見た目や機能面で限界を感じたところで専門家に相談する」というステップを踏む企業が増えています。この方法なら、自社のニーズを明確にした上で外注できるため、予算も効率的に使えます。

ポイントは、「すべてを自分でやろう」とせず、プロの力を借りるべきところは借りること。特にデザインは会社の顔となるだけに、多少コストがかかっても専門家に任せる価値は十分にあると考えています。

結局のところ、完璧なホームページを一度に作り上げることは難しいものです。大切なのは、改善を重ねていける体制づくり。自作と外注、それぞれの良さを理解した上で、バランスの取れた選択をしていただければと思います。

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